令和6年1月1日能登半島地震情報(2月2日)[情報報告:棒田邦夫]

公開日: 2024年2月2日

2024年2月2日情報

能登の被災地はまだまだひどい状態のようで、思うように進んでいないようです。道路についても片側通行で海側から山側へと一方通行のようです。さらに、被災者の方がたは疲れ切っており、生活に関わる衣食住以外の方々は来ないでほしい、との思いがあるようです。学術関係者も大勢入ってきているようですが、これについても「もう少し落ち着いてからきてほしい」とのことです。地震後の情報を集めたいとの思いはわかりますが、もう少し被災者の落胆の思いに寄り添って欲しい。

なお、断水・電気等のライフラインは4月中で元に戻るとのことですので、このライフラインが整うまで待ってはいかがでしょう。

ー 被災地へ出向いている行政の方よりのお話 ー

令和6年1月1日16時10分突然携帯から甲高い音、音声が鳴り響いくやいなや「ガタガタ、ガタガタ、ガタガタ」と家全体が左右に揺れました。最初はそれほどの揺れでもなかったのですが、徐々に揺れも強くなり2階に立ち止まっていました。幸い妻、次男共々怪我もなく無事でした。

揺れ時間1分と伝えられましたが、初期の揺れから換算すると静止するまでに4、5分はあったように思います。

揺れの収まった後、室内を見渡して見ると家具は倒れていなかったものの食器類の約半分、小物類が落ちて、散らばっていました。

和室の本棚は倒れてなく、中身のみ散乱
食器棚は倒れてなく、食器・小物が散乱不思議なのが左のパソコンテーブル上のプリンター・モニターは落下していません
1階寝室の洋服ダンス5cm右にずれていました

これまでの珠洲の地震は2回発生していますが、金沢での体感揺れはそれほどではありませんでした。

しかし、今回は今まで体感したことのない大きな揺れでしたので、輪島、珠洲は想像以上に悲惨な状況だと思われます。地震の揺れも沈静化して、これから本格的に救助活動が進むと思われますが、阪神大震災、東北大震災以上の人災となるように思います。

なお、輪島の有名な朝市通りは全焼です。観光名所の千枚田もひどい状態のようです。

現在主な道路は通過できるようになっておりますが、現場までは大渋滞しております。今しばらくは食料、ガソリン、灯油、救急車両の運行を妨げないよう行動は差し控えた方がいいと思います。

状況が落ち着いた後、日本インテリア学会としての現地視察考えてみてはどうでしょうか?学会としての行動は必要に思います。どうぞご協力よろしくお願いいたします。

地震後の室内考察

震度は5+と報告されています。

1.倒れた家具は皆無であった。また、家具は外壁側ではなく内壁側に置かれていた。

2.机上に一升瓶を立てて置いてあったが、畳の床に落下した一升瓶は割れていなかった。

3.パソコンテーブルに置いてあったモニター、プリンターは落下していなかった。

4.水道・電気・電話の影響はなかった。ガスは止まっていたが、震度5以上になるとガスは自動停止になっていた。当初ガスの再起動ができることを知らずにいたが、もしやと思い企業局に電話したところONにできた。地震を体感したおかげでガスを使用できる仕方がわかった。おかげで被災地の方々には申し訳ないが『暖かいお湯のありがたみを感じました。』

5.5+地震で4棟の家が倒壊との情報があった。想像であるが盛り土地盤の影響ではないだろうかと思う。