学会情報

新会長のご紹介

7月1日の総会において新会長に横山勝樹氏が就任しました。

総会後、前会長の直井英雄氏と新会長の横山勝樹氏が和かに握手して心を通わせていました。

左側が前会長:直井英雄 右側が新会長:横山勝樹

総会・シンポジウム・懇親会

日時:2023年(令和5年)7月1日(土)11:00 〜 18:00

会場:千葉工業大学津田沼キャンパス

     理事・評議委員会:11:00 〜 12:00

     総会:14:00 〜 15:00

     シンポジウム:15:00 〜 16:30

     懇親会:16:30 〜 18:00

総会
シンポジウム
懇親会

今年度は改選の年で、新会長への交代という重要案件もありましたが、理事・評議委員会、総会は混乱もなくスムーズに行われました。

シンポジウムは、前会長 直井英雄氏より「インテリア学会のこれから」と題して、

1.インテリアの概念について

   ○ 「建築の領域」と「インテリアの領域」

   ○ 論文審査の経験から

   ○ 一般的な捉え方と研究対象としての捉え方

2.インテリア学会のこれから

   ○ 学会としての必要条件

   ○ IDMに参加して考えたこと

   ○ 学会のこれからへの期待

のお話をいただきました。

講演後は、

3.「ディスカッション」で、4名の先生方による意見、思いをいただきました。

出席者:直井英雄、横山勝樹、片山勢津子、渡邉秀俊、上野義雪

懇親会には19名の参加がありました。参加者同士和気藹々と楽しい雰囲気でした。

目的

日本インテリア学会は住生活の空間を対象に、さまざまな方向から研究を行い、それを体系づけていくことを目的としています。

従来はこうした学会がありませんでしたから、研究は周辺の学術分野である建築学、環境工学、家政学、デザイン学、人間工学などの場において発表されていました。そのため情報を交換したり、研究成果を関連づけて発展させたりすることが困難でした。

そこで学会を設けて相互に連携しながら、学問的レベルを向上させていこうということになり、平成元年(1989 年)6 月に本学会が誕生しました。以来、毎年大会を開催して研究発表を行い、論文報告集も刊行するというように、インテリア領域の学術活動を着実に重ねています。

本学会の特殊性として従来の学会は研究者のみが集まり、論文発表を中心にして活動する機関というイメージがありました。しかし、本学会はデザインの分野を含み、実践の技術をふまえるという特殊性があります。そこで、広くデザイナーや建築の現場で活動している方々にも参加していただき、相互啓発によって学会の活性化をはかることをねらいとしています。その意味でインテリアに関心を持たれる幅広い方々に参加していただくようお願いをする次第です。

会則の要点

■ 名称

本学会は日本インテリア学会と称し、英文名は“JAPANSOCIETY FOR INTERIOR STUDIES ” 略称 ”JASIS ”(ジャシス)とします。

■ 目的

インテリアに関する研究および調査等を通じて、学術の健全なる発展を図り、この成果を社会に還元することを目的とします。

■ 事業

その目的を達成するために、次の事業を行います。

(1)インテリアに関する研究および調査

(2)会員の研究活動に対する相互助成

(3)研究会、講演会等の開催

(4)学術誌、会報等の刊行

(5)関係学会、関係団体との情報交流

(6)その他本会の目的達成に必要な事業

・会員の研究の成果を公開するため、毎年1 回、大会を開催します。

■ 会員

本学会の会員は、次の4 種類です。

(1)正会員 本学会の目的に賛同して入会した個人

(2)準会員 本学会の目的に賛同して入会した学生

(3)賛助会員 本学会の事業を賛助するため入会した団体または企業

(4)名誉会員 本学会の目的達成に功労のあった者

またはインテリアに関する研究等に貢献ある者として、総会において推薦された者

■ 会員の特典

□ 正会員・準会員

・学会が開催する諸事業への参加

・学会刊行物の無料または特価による配布

・大会、研究会等における研究成果の発表

・論文報告集への投稿

・大会、研究会、講習会等の参加費の優遇

□ 賛助会員

・学会が開催する諸事業への参加

・学会刊行物の無料または特価による配布

・大会、研究会、講習会等の参加費の優遇

・研究委託、共同研究等に対する協力